寝起きでボッキリ☆
ソロリソロリと慎重に間合いを詰める。
「ターゲットはまだこちらに気がついていない様子。このまま接近を続けマス」
床に降りたときのわずかなギシリという板の軋む音に一瞬ヒヤリとするがやはり目標は気付いていないようだ。
息を殺して溜め息をつき、またゆっくりと歩き出す。
「ターゲットを確認。作戦実行に移ります。」
慎重に慎重に、目標のまとっている布を引き剥がすと。
「うぁおvv」
サンジが思わず感嘆の声を上げても、相変わらずゾロは毛布を剥ぎ取られた姿でハンモックの中スヤスヤと寝息をたてていた。
「さて‥‥‥、あいかわらずお元気そうで」
サンジは剥ぎ取った毛布をその辺に放り投げるとゾロではなく、朝の生理現象で立ち上がっている息子の方に話し掛けだした。
「しかしコリャ勃ちスギだろ。さすが絶倫剣豪、あなどれねぇぜ」
サンジはふぅ、とかいいながらありもしない額の汗などをぬぐう。
たしかにゾロのチンコはただの朝勃ちとは思えないような勢いで立ち上がりまくっている。
「お前も大変だなぁ。いや、ホントに大変なのはオレのケツの方なんだけどよ」
そういってカラカラと笑いながらテントのてっぺんをなでなでとなでてみるがゾロは身じろぎすらしない。
「よし。やっぱココは1回キッチリ挨拶しとかねーとな」
おもむろにサンジはゾロのズボンの前を開きはじめる。
押さえつけられていたものが無くなった反動でピョコンと性器が飛び出した。
「ゾロー。起きろー」
ちょいちょいっと指でチンコをつついてみるが、ゾロは一向に起きる気配もなく、ただいたずらにチンコが揺れるばかり。
「しょうがねェなー」
ジャケットを脱いで、腕まくりをする。戦闘準備はバッチリ。
「ターゲット!ロックオンッ!!!」
叫ぶと同時にサンジはこともあろうにゾロの勃ちあがったチンコをぎゅっとわしづかみにした。
「ってぇぇっ!!」
ガバッとゾロが跳ね起きる。
一瞬何が起こったのかわからなかったのだろうキョロキョロと回りを見回し、サンジと目があうと怒鳴りだした。
「テメェ!なにしてくれやがってんだコラっ!!」
「あっはっは。寝起きドッキリ?」
「いってぇだろうが!」
「そうか?でも全然萎えてねーぞ?つかむしろよけいに勃ってねェ?やっぱマゾ?お前」
サンジは手の中のソレを、今度は緩くなでるように上下に扱く。
「っ‥‥」
「ロロノアさんのぉ、一番絞りをいただきにきましたvv」
「んでだよ」
「愛に理由は必要ねェだろ」
サンジがニッコリ笑うと、なぜかゾロは頭を抱えた。
まぁ、それはゾロの感激の現れだと受け取っておく。
「よいしょ」
ギシリとゾロの脚をまたぐようにハンモックの上に乗る。
「オイオイ、壊れるんじゃねェか?ハンモック」
「大丈夫大丈夫」
いいながらもサンジはまたゾロの性器を緩く扱きはじめる。
「テメェは無駄に弾数だけありやがるからな。このへんで一発打っとかねェとオレの身がもたねェ」
「なるほど」
ゾロはなんだか妙に納得してしまった。
ソレになんだかサンジからのサービスで得したっぽい気分だ。
今も両手で揉みしだかれるようにチンコを扱かれていと、腰からなんともいえない快感があがってくる。
「どうよ?サンジ様のテクは」
「うーん。あんまり」
「んだとコラぁっ!」
確かにゾロのチンコはガチガチに勃起してはいるもののまだ先走りすら垂れてきていない。
「つか手だけかよ。やっぱたいしたことねぇなぁ。海のコックも」
ピシリ、と音がするほどサンジが固まったように見えた。
どうやらコックの魂に火をつけたらしい。
狙い通りだ。単純だ。そのアホさ加減もまた可愛いが。
「上等だ!ソファに降りやがれっ!!」
ズカズカとサンジが先にハンモックをおりてソファの前に待機している。
「ほえずらかくなよ。一分以内にイカしてやる。今日からテメェのあだ名はクソ早漏剣士だっ!!」
ゾロがソファに座ると前にひざまづくようにサンジが股間に顔をうずめてきた。
パクリ、と生暖かい粘膜につつまれるとやはり気持ちがよく、思わず腰が浮き上がりそうになる。
ピクリとソレが反応して更に育つのがわかった。
「んむぅ‥‥」
サンジは一瞬嫌そうな顔をしたがスグに顔を上下に揺らし、口で吸い上げ、舌をからめてくる。
口では咥えきれない根元を手でこすり上げ、もう片方の手では袋をやわやわと揉みしだくと、じわりと口の中に苦い先走りの味が広がっていく。
「今度はどうだよ」
いったん口を離し手の甲で口元をぬぐいながら得意げに聞いてくる。
「うーん。よくなくもねェが色っぽさが足りねェ」
「あ?」
「気分だろ気分。テメェのも触らせろよ」
言うがはやいかゾロはサンジのボトムの前をくつろげ性器をとりだす。
「あ、コラ」
「んだよ、テメェもしっかり勃ってんじゃねェか」
たしかにサンジのものもゾロほどとは言えないが緩く立ち上がりかけて反応を示していた。
「オレのチンコ咥えてて勃っちまったのか?」
「ちっ、げーよクソエロ剣豪っ!」
首まで真っ赤になるのが可愛いなぁ、と思った。
せっかくだからシャツも脱がすことにする。
「テメェなに考えてやがるっ!」
「ヌいてくれんだろ。チョットぐらいサービスしろ」
おいしいものは更においしくいただくべきである。
結局サンジはシャツのボタンを全部はずされ、向かい合うようにソファに座らされる。
「よしよし」
「なにがよしよしだ」
「ホラ、はやくしろよ」
「あぁ!?」
「ヌいてくれんだろ」
ゾロがサンジの手をひいて自分の性器を握らせる。
「クソっ、なんかおかしくなってねーか?」
「なってねーよ」
向かい合う形で互いのチンコを握り合う姿はなんだかとても滑稽だ。
しかしそんなことにはモチロンこだわらずゾロはサンジのソレを緩く扱きはじめた。
腰からあがってくる快感にサンジがぶるぶると身震いをする。
「てゆうか、オレもダシたら意味なくねェ?」
「そうか?」
「そうだろ」
「まぁ、いいだろ」
「そうだな」
スッカリ乗り気になったサンジもお返しとばかりにゾロのチンコを扱くことに集中することにした。
「あ、あ‥‥‥‥ふぅん‥‥‥」
座ったままビクビクと腰を打たせながらサンジが甘ったるい声をあげる。
「オラ、もぅイキそうか?ガマン汁でヌルヌルじゃねェかテメェのチンコ」
「このクソ剣士が、そういうエロオヤジな発言をすんなっ」
「エロいのはテメェだろ。ったくスケベな体しやがって」
裏筋をツツっとなぞりあげて尿道をちょいちょいと刺激してやる。
「あ、あ、ばかっ。そんなんしたらデちまうって」
「ダセよ。ホラ」
「あっ‥‥んっ!!」
グリグリと尿道を広げるように刺激してやるとサンジが息を詰めて体を強張らせ、同時にビュクビュクッっと先端から濁った白い液をゾロの腹にむかって吐き出した。
イッた時のサンジのエロい表情にたまらなく興奮してしまったゾロは、サンジをソファの上に押し倒して、力の抜けてしまったサンジの手の上から自分のチンコを握りこみ速いピッチで扱き上げる。
「くっ‥‥」
スグに絶頂がおとずれ、ゾロは胸やら腹やらに大量の精液をぶちまけた。
「う‥ん‥‥。クソ、テメェんなにかけやがって‥‥」
「テメェだってオレにかけたじゃねェか」
「量が違う。質も」
「あぁ?」
「んなクソ汚ねェもんサンジ様にかけてんじゃねェこのクソ剣士!!」
サンジはどうやらまだまだ元気な様子。
「わかった。量に差があって不公平だっつんならお前にも好きなだけかけさせてやるよ」
ゾロはまた放出して萎えているサンジのチンコに手をのばす。
「なっ、ばかばか違—だろっ‥‥あっ‥‥んvv」
結局、朝から一発ヤリました。
でも、夜には三発ヤリました。
'02.03.06